慶事での数珠
お祝いとしての数珠
数珠というと弔事用というイメージがありますが、慶事にもよく用いられます。
慶事では『寿珠』や『寿寿』などと書き、ご結婚祝いやお嫁入り道具としてもよく使われてきました。仏式の結婚式でも司婚(住職)から新郎新婦へお数珠の授与・交換が行われます。数珠は厄除けお守りとしての役割がありますので、ご結婚祝いとしては勿論、成人祝いや就職祝いなど新たな門出を迎えた方への贈り物としても相応しいでしょう。
慶事では『寿珠』や『寿寿』などと書き、ご結婚祝いやお嫁入り道具としてもよく使われてきました。仏式の結婚式でも司婚(住職)から新郎新婦へお数珠の授与・交換が行われます。数珠は厄除けお守りとしての役割がありますので、ご結婚祝いとしては勿論、成人祝いや就職祝いなど新たな門出を迎えた方への贈り物としても相応しいでしょう。
慶事用の数珠
「嫁ぐ子に忘れず持たす、数珠一つ」という言葉があるように、数珠は幸せを願うお守りとして、親から嫁ぐ娘へ贈るものでもあります。慶事のときに贈られる数珠は、特別にそれ専用のお念珠があるわけではありませんが、水晶や白珊瑚など白い数珠や、珊瑚やガーネットなどの赤い数珠(房も赤や紫)が好まれる傾向にあります。
珊瑚などのピンクや朱の数珠は、お葬式で使ってはいけないという訳ではありませんが、地域によっては気にされる方もございます。主に名古屋周辺など、お葬式には白房が常識といわれる地域もあれば、京都など、お葬式にも赤い数珠がよく使用される地域もございます。色に関しては、宗派の違いは関係なく地域の慣習によるところが大きいといえるでしょう。
珊瑚などのピンクや朱の数珠は、お葬式で使ってはいけないという訳ではありませんが、地域によっては気にされる方もございます。主に名古屋周辺など、お葬式には白房が常識といわれる地域もあれば、京都など、お葬式にも赤い数珠がよく使用される地域もございます。色に関しては、宗派の違いは関係なく地域の慣習によるところが大きいといえるでしょう。
慶事用の数珠の選び方
お好みで選んで頂いて問題ありませんが、折角ですので、永く使っていただけるものが良いでしょう。また、ご結婚祝いとして本式数珠を贈られる場合は、嫁ぎ先の宗派に合わせて選んでください。